世界の果てに生まれる光
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世界の果てに生まれる光
角川書店 , 角川グループパブリッシング(発売), 2007.10
- タイトル読み
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セカイ ノ ハテ ニ ウマレル ヒカリ
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収録内容
- ジョンを背負って7000メートル
- ナッツ
- プリズムの記憶
内容説明・目次
内容説明
「ジョンを背負って７０００メートル」１２月９日。構成作家のボクは、ジョン・レノン追悼番組で使った彼の巨大な写真パネルを、たった一人で六本木から新宿ゴールデン街の店まで約７キロも歩いて運ぶことにした。「ナッツ」仕事もお金もすべて失った中年男・里村のもとに、かつて自分の店に出入りしていたデリヘル嬢の奈々が訪ねてきた。奈々は癌にかかって死にかかっているハムスターを里村に預けにきたのだ。「プリズムの記憶」ライターの洋介とフォトグラファーの麻里は、雑誌の仕事を通して出会い、やがて深い関係になった。そんなある日、洋介は玉川の多摩水道橋で待ち合わせをしたが、麻里は現れなかった…。喪失の悼みを抱え、もがき苦しむ人間を優しく包みこむ、静かな救済の物語。
「BOOKデータベース」 より
