文章読本さん江
著者
書誌事項
文章読本さん江
(ちくま文庫, [さ-13-4])
筑摩書房, 2007.12
- タイトル別名
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文章読本さん江
- タイトル読み
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ブンショウ トクホン サン エ
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注記
2002年2月筑摩書房 刊
引用文献/参考文献: p361-366
内容説明・目次
内容説明
名だたる名文家が次々と名乗りを挙げ、叱ったり諭したり自慢したり(?)して文章をご指南くださる「文章読本」。そんなありがたい指南書が100年に亘り延々書き続けられたのはなぜか。大御所たちの思惑、「文章読本界」の抗争、そして国語・作文教育の変遷にまで切り込み、「文章読本」をめぐる悲喜劇を見事に描き出す。文庫化にあたりネット時代の文章読本について新規書き下ろし。小林秀雄賞受賞作。
目次
- 1 サムライの帝国(書く人の論理—文章読本というジャンル;静かな抗争—定番の文章読本を読む)
- 2 文章作法の陰謀(正論の迷宮—文章読本の内容;階層を生む装置—文章読本の形式;修行の現場—文章読本の読者)
- 3 作文教育の暴走(形式主義の時代—明治の作文教育;個性化への道—戦前の綴り方教育;豊かさの中で—戦後の作文教育)
- 4 下々の逆襲(スタイルの変容—文章読本の沿革;様々なる衣装—文章読本の行方)
「BOOKデータベース」 より