海国記
著者
書誌事項
海国記
(新潮文庫, は-29-4,
新潮社, 2008.1
- 上
- 下
- タイトル別名
-
海国記 : 平家の時代
- タイトル読み
-
カイコクキ
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注記
「海国記 : 平家の時代」(平成17年刊)の改題
地図・系図: 巻末(上・下巻とも)
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784101341347
内容説明
海に囲まれた浮島のような日本列島で、人は古来、海の彼方に夢を見た。富も知識も幸福も、海の向こうからもたらされると信じてきた—。時は平安の終わり。西海の果ての遙かな大国・宋に憧れて、海路から辿りつこうと試みた者たちがいた。船乗り、商人、武士。陸には安住できぬ冒険心と野心につき動かされて、果敢に海へ乗り出した彼らの前に、夢へと続く、壮大な航路の扉が開く。
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784101341354
内容説明
中国大陸から九州と瀬戸内を経て、平安の都・京都まで。西海を結ぶ海路に乗って流れ込んできた当代の大国・宋の華麗な文物は、天皇家、藤原氏、平氏、源氏を巻き込み、国家の運命を決めてゆく。政治と経済の基盤が固まりつつあった時代の日本に、「海の道」が及ぼした決定的な影響とは—。比類なき斬新な視点に立って平安から鎌倉期の変転を展望する、歴史小説の新機軸、堂々誕生。
「BOOKデータベース」 より