書誌事項

鉄道 : 関西近代のマトリクス

日本近代文学会関西支部編

(いずみブックレット, 1)

和泉書院, 2007.11

タイトル読み

テツドウ : カンサイ キンダイ ノ マトリクス

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注記

2007年6月9日に大阪大学で行われた2007年度日本近代文学会関西支部春季大会のシンポジウム「鉄道--関西近代のマトリクス」での成果を収めたもの

内容説明・目次

内容説明

二〇〇七年六月九日に大阪大学で行われた日本近代文学会関西支部春季大会での成果を収める。関西の鉄道網の発達は、文化の移動をもたらし、空間の配置、時間の感覚、そこに生きる人々の経験を劇的に変えた。関西鉄道のマトリスク(基盤・母型・回路)が、関西という土地の近代をどのように創りあげたのか、そしてそれらは関西の文化にいかなる影響を与え、文学はそうした鉄道のもたらした近代といかなる関係を取り結んできたのかを追求する。

目次

  • 刊行の挨拶
  • 企画のことば—鉄道は文学に何を運んだか
  • 蒼井雄「船富家の惨劇」の時刻表トリック
  • 関西の鉄道と泉鏡花
  • 「関西」と「鉄道」のディスポジション—横光利一の場合
  • 関西私鉄をめぐる断想—三人のご報告を拝聴して
  • 企画を終えて—質疑応答の報告と展望

「BOOKデータベース」 より

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