匠の国日本 : 職人は国の宝、国の礎

書誌事項

匠の国日本 : 職人は国の宝、国の礎

北康利著

(PHP新書, 501)

PHP研究所, 2008.1

タイトル別名

匠の国日本 : 職人は国の宝国の礎

タイトル読み

タクミ ノ クニ ニホン : ショクニン ワ クニ ノ タカラ クニ ノ イシズエ

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注記

参考文献: p249-250

内容説明・目次

内容説明

匠=職人。その熟練の技は、神話の時代から感動と尊敬の念を人々にもたらしてきた。日本酒、漆器、和紙、金箔、人形、花火…精魂込めた「本物」を生み出す彼らの姿は、私たちが忘れてはならない「ものづくり」の喜びを教えてくれる。世界でも有数の伝統は、最先端の技術と共存しながら、今なお受け継がれている。そして、そうした精神こそが日本の尊き美質であり、これからも国を支えてゆく礎となるのだ。地道な努力を厭い「楽して儲けたい」という現代の風潮を憂う著者が、日々研鑽を重ねる職人たちに迫った。

目次

  • 第1章 わが国における職人の歴史(神話の時代—職人の祖;中世—進歩する職人;江戸期の職人文化—現代に至るルーツ;職人言葉に見る素顔の職人たち)
  • 第2章 伝統技術の継承(世界の職人たち;わが国における伝統技術の継承;職人を支え、顕彰してきた制度)
  • 第3章 現代の「匠」たち(日本酒;漆器;和紙;茅葺;金箔;和ろうそく;織物;仏像と修理;人形;日本刀;花火;陶芸;職人の復権)
  • 第4章 「ものづくり国家」復権を目指して—北畑隆生経済産業省事務次官に聞く(そして「日本人」が残った;「勘」と「進歩」が質を保証する;中小企業が支える日本のものづくり;産学連携で人を育てる;ハイテクで蘇る日本の伝統美;職人技こそ国際競争力の源泉)

「BOOKデータベース」 より

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