実は危険なダイオキシン : 『神話の終焉』の虚構を衝く
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実は危険なダイオキシン : 『神話の終焉』の虚構を衝く
緑風出版, 2008.1
- タイトル別名
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実は危険なダイオキシン : 神話の終焉の虚構を衝く
- タイトル読み
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ジツワ キケンナ ダイオキシン : シンワ ノ シュウエン ノ キョコウ オ ツク
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内容説明・目次
内容説明
「ゴミ焼却炉をどれほどいじってもダイオキシン汚染対策にはならない」「ダイオキシンは騒ぐほどの毒性はない」「重度の奇形がダイオキシンによって発生するなんてことを信じている科学者は今や世界には1人もいない」「カネミ油症で死者は出ていない」「セベソでは1人も死ななかった」などという、非科学的で根拠のない言説が蔓延している。そして、これらの言説が、カネミ油症などのダイオキシン被害者を傷つけ、ゴミ問題に取り組む市民や研究者を中傷し、マスコミや行政に悪影響を与えている。本書は、『ダイオキシン神話の終焉』に代表される言説の基本的な誤りを指摘、ダイオキシン対策の重要性を改めて説くとともに、国のゴミ焼却政策の抜本改革を求める。
目次
- 第1章 「焼却炉対策は無意味」は間違い
- 第2章 「汚染の主犯は農薬」は疑問
- 第3章 「焼却も塩ビも問題なし」の嘘
- 第4章 政府のダイオキシン対策と市民運動
- 第5章 「ダイオキシンは安全」は嘘
- 第6章 新聞が「ダイオキシンは安全」を増幅
- 第7章 「ダイオキシンで死なない」の嘘
- 第8章 討論会での抗議と研究者のモラル
- 第9章 急ぐべきゴミ焼却政策の抜本改革
「BOOKデータベース」 より