時代小説に会う! : その愉しみ、その怖さ、そのきらめきへ
著者
書誌事項
時代小説に会う! : その愉しみ、その怖さ、そのきらめきへ
原書房, 2007.12
- タイトル別名
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時代小説に会う : その愉しみその怖さそのきらめきへ
- タイトル読み
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ジダイ ショウセツ ニ アウ : ソノ タノシミ ソノ コワサ ソノ キラメキ エ
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注記
本書に登場する時代小説の作家別ブックガイド: p320-324
内容説明・目次
内容説明
かっこわるくても、みっともなくても、ねばりづよく生きていく。藤沢周平、司馬遼太郎、池波正太郎、松井今朝子、諸田玲子、澤田ふじ子、京極夏彦、町田康、富樫倫太郎ほは総勢六十八人の作家。
目次
- 1 はじめに え、「かっこよく生きて、かっこよく死ぬ」ってか?—時代小説ブームから聞こえてくる二つの声
- 2 時代小説は今、こんなに、鋭く、ゆたかで、面白い(よしよし、きっと敵討してあげますぞ。—城山三郎追悼、傑作『辛酸』の思いを継ぐ;怪物たちの咆哮ひびく股旅もの—諸田玲子『青嵐』のラストは光あふれる;「品格」なき邪険は戦争の闇を揺曳して—津本陽『明治撃剣会』再読 ほか)
- 3 最新時代小説の、人を活かすことば(別の私に生まれ変わる—諸田玲子『かってまま』;あの日も風がきつかった。つい昨日のようだ。—安住洋子『夜半の綺羅星』;何を話しかけてもまるで聞こえていないようでした—遠藤展子『藤沢周平 父の周辺』 ほか)
- 4 時代小説による時代小説を超える試み(とてつもなく不穏な風がふきぬける—安部龍太郎『生きて候』;消えた「なかま」のゆくえ—松本清張『無宿人別帳』をめぐって;国境を超える時代小説—池澤夏樹『静かな大地』と船戸与一『蝦夷地別件』)
- 5 おわりに かならず人は時代小説に出会わねばならない
「BOOKデータベース」 より