こころの王国 : 菊池寛と文藝春秋の誕生

書誌事項

こころの王国 : 菊池寛と文藝春秋の誕生

猪瀬直樹著

(文春文庫, [い-17-15])

文藝春秋, 2008.1

タイトル別名

こころの王国 : 菊池寛と文芸春秋の誕生

タイトル読み

ココロ ノ オウコク : キクチ カン ト ブンゲイ シュンジュウ ノ タンジョウ

内容説明・目次

内容説明

菊池寛先生の秘書になった「わたし」。流行のモガ・ファッションで社長室に行くと、先生はいつも帯をずり落としそうにしてます。創刊された「モダン日本」編集部では、朝鮮から来た美青年・馬海松さんが、またわたしをからかうの—。昭和初年、日本の社会が大変貌をとげる中で、菊池が唱えた「王国」とは何だったのか。

目次

  • 忙中閑、ありやなしや
  • 謎の美青年
  • かそけきモダン
  • 白い蛇の行方
  • 霜月酉の市
  • 粋な黒塀
  • 荒浪の音
  • 悪戯と傷
  • 接吻せず
  • 木村屋のジャムパン
  • 焦燥の京都
  • 葬式に行かぬ訳
  • 夏目漱石の一件
  • 曇天の風景
  • 憧れの愛蘭土
  • 土曜日のマチネ
  • 淋しい遊民
  • 十年後の日本
  • 滅びの予感
  • 王の孤独

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA84492932
  • ISBN
    • 9784167431150
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    313p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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