やさしい発達障害論
著者
書誌事項
やさしい発達障害論
(サイコ・クリティーク, 3,
批評社, 2007.12-
- [正]
- 続
- タイトル別名
-
やさしい発達障害論
- タイトル読み
-
ヤサシイ ハッタツ ショウガイロン
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内容説明・目次
- 巻冊次
-
[正] ISBN 9784826504751
目次
- 第1部 やさしい発達障害論(発達障害という言葉;知的障害の概念が不要だった時代 ほか)
- 第2部 特別支援教育と学校(「軽度発達障害」;特別支援教育の対象 ほか)
- 第3部 発達障害と少年事件の神話(発達障害に関する誤解とスティグマ;「発達障害が事件を引き起こす」という誤解 ほか)
- 資料篇(発達障害者支援法;特別支援教育の推進について(通知)(文部科学省初等中等教育局長))
- 巻冊次
-
続 ISBN 9784826505734
内容説明
大阪地裁は、裁判員裁判において殺人罪で起訴されたアスペルガー症候群の男性に検察の求刑(16年)を上回る20年の判決を言い渡した(2012年7月20日)。判決要旨は、反省もなくこのまま社会復帰すれば再犯の虞れがある、という。しかし、治療環境のない刑務所に長期にわたって収容すれば「反省」に繋がるわけではなく、発達障害が犯行の動機になっているわけではない。こうした現状に警鐘を鳴らし、発達障害概念の再検討を踏まえ、理解と支援の必要性を説く『やさしい発達障害論』の続編。
目次
- 第1部 裁判員制度下の発達障害
- 第2部 自閉症スペクトラムと少年・刑事事件(自閉症スペクトラムの司法事例;自閉症スペクトラムと精神鑑定;自閉症スペクトラムを有する者の訴訟能力;発達障害の精神鑑定から司法福祉へ;少年事件における精神鑑定はどうあるべきか?)
- 第3部 発達障害というアポリア(発達障害とは何か;発達障害を理解するために;ひきこもりの中の発達障害;パーソナリティ・パーソナリティ障害・発達障害・病前性格の位置関係;文化多様性からみた自閉症スペクトラム—非定型発達者から教えられたこと)
「BOOKデータベース」 より