近代日本の国体論 : 「皇国史観」再考
著者
書誌事項
近代日本の国体論 : 「皇国史観」再考
ぺりかん社, 2008.1
- タイトル別名
-
近代日本の国体論 : 皇国史観再考
- タイトル読み
-
キンダイ ニホン ノ コクタイロン : コウコク シカン サイコウ
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注記
博士論文『「皇国史観」研究序説』 (東北大学, 2005年) に増補, 加筆, 修正を施したもの
参考文献: p329-344
内容説明・目次
内容説明
明治以後の植民地政策によって展開された国体論が近代的学知との激しい相剋を見せた昭和十年代に注目し、歴史認識の次元から大川周明・平泉澄を詳細に分析することにより、従来の国家主義的歴史観とは区別される“皇国史観”固有の特質を解明する。
目次
- 国体論研究の視角
- 第1部 国体論の胎動(大川周明『列聖伝』考;平泉史学と人類学;平泉澄の中世史研究)
- 第2部 国体論の対立(平泉澄の「日本人」観;大川周明の日本歴史観;大川周明『日本二千六百年史』不敬書事件再考)
- 第3部 国体論の行方(「皇国史観」の相剋;大川周明のアジア観;三井甲之の戦後)
- 国体論の帰結
「BOOKデータベース」 より