ナラティヴと心理療法
著者
書誌事項
ナラティヴと心理療法
金剛出版, 2008.1
- タイトル別名
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Narrative and psychotherapy
- タイトル読み
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ナラティヴ ト シンリ リョウホウ
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注記
文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
人はバラバラな現実を生きる存在であり、この現実を人の中でうつすもの、それがナラティヴである。臨床心理学の実践領域の広がり、研究方法の多様性に連動するようにして、ナラティヴをめぐるアプローチは多くの可能性を秘めている。本書は、そうした裾野の広い概念であるナラティヴを臨床心理学の観点を中心にして、故河合隼雄によるユング派的な物語論から思想的最前線にある構成主義まで多岐にわたる論著を集めたものである。
目次
- 今なぜナラティヴ?—大きな物語・小さな物語
- ナラティヴ・セラピー:セラピーの最前線
- 物語の知・臨床の知—夢の物語
- 体験という物語:体験的心理療法の新しい展開
- 精神分析における物語モデル
- 描画とナラティブ—絵が語るもの
- NBM:病を書く
- 認知の修正から意味の転換、そして語りの複雑性へ—プラグマティズムの思想を交えて
- 研究としてのライフストーリー法
- 物語を生きる子どもたち:遊び・ドラマ
- アイデンティティの語り—フェミニスト・マイノリティ・異文化
- 回想法と内観
- 心理療法は、何処から来て何処に行くのか
- 物語の構成力
「BOOKデータベース」 より