北大路魯山人という生き方
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書誌事項
北大路魯山人という生き方
(新書y, 189)
洋泉社, 2008.2
- タイトル読み
-
キタオオジ ロサンジン ト イウ イキカタ
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注記
文献・資料一覧: p250-254
内容説明・目次
内容説明
学歴、師、流派に一切、寄りかからず、独学独歩で人生を駆け抜けた男は料理のみならず書画、陶芸等に大きな足跡を残した稀有の日本文化の保護者であった。にもかかわらず、奇人・変人、唯我独尊・傲岸不遜というイメージが故意に流布される。だが、対象に曇りなき目で真摯に接するとき自ずと巨人の実像が見えてくる。強烈な個性、人間味豊な魅力溢れる人物の再評価を促す。
目次
- 序章 放題—「わしの悪口を言いたい奴には言いたい放題に言わせておけばいい」
- 第1章 独学—「素寒貧の出発だったから思い切り頑張るしかなかった。後は無我夢中だよ」
- 第2章 書道—「書は人だ。人間が出来ていなければいくら書いても無駄なことだ」
- 第3章 食客—「わしは学校もよう出とらんかったで、すべて自分で学んだ。そのため厳しい修行を積んだものだ」
- 第4章 独立—「暮らしの目途が立った時は、そりゃあ嬉しかった。一人前の有り難さだよ」
- 第5章 栄華—「自分でも驚いたんだが、人生の頂点とはこんなものか、とね」
- 第6章 驕慢—「回りを見回すと上には何も見えない。みんな下にいるように見えてしまって、なあ」
- 終章 孤高—「考えてみればわしを本当に理解してくれた者はあまりおらんかったなあ」
「BOOKデータベース」 より