なぜ若者は老人に席を譲らなくなったのか

書誌事項

なぜ若者は老人に席を譲らなくなったのか

大林宣彦著

(幻冬舎新書, 069)

幻冬舎, 2008.1

タイトル読み

ナゼ ワカモノ ワ ロウジン ニ セキ オ ユズラナク ナッタ ノカ

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内容説明・目次

内容説明

老人に席を譲らない若者を責めるのは間違っている。責任は、長く生きることの尊さを教えてこなかったぼくら大人にある。戦前は、「心」がどうあるべきかを教えることのできる大人が大勢いた。しかし戦後、豊かで便利な生活を目指すあまり、誰もがモノやカネに執着し、結果、美しい日本の風習や風景がどんどん消えた。ぼくらはそれを嘆くが、まさに自業自得。今こそ、古き良き文化や知恵を若者や子供に伝える最後のチャンスだ。それができないぼくらに、もはや存在価値はない。言っておかなければ絶対に後悔する、魂の人生論。

目次

  • 第1章 戦争の世紀に、日本が失ったもの(敗戦とともに百八十度転換した、日本人の価値観;土地の文化や伝統を売り、日本は「平和」を買ってきた ほか)
  • 第2章 現代の教育で育った子供たちの不幸(「総論」で物事を判断できなくなった日本人;今の教育は「制度」でしかない ほか)
  • 第3章 正しく成長していない大人たち(「今時の子供は変わった」なんてウソ。子供は変わらない;親より、子供が真実を知っていることに気づいてほしい ほか)
  • 第4章 「美学」不在の時代がやってきた(散歩でも人生でも、往路と復路では同じものが違って見える;目指すべきは“ヴェテランの子供” ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA85094538
  • ISBN
    • 9784344980686
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    222p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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