パウル・クレーとシュルレアリスム
著者
書誌事項
パウル・クレーとシュルレアリスム
水声社, 2008.3
- タイトル別名
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パウルクレーとシュルレアリスム
Paul Klee und der Surrealismus 1919-1931
- タイトル読み
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パウル クレー ト シュルレアリスム
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注記
博士論文"Paul Klee und der Surrealismus 1919-1931" (スイス国立バーゼル大学, 2007年) を日本語に翻訳刊行したもの
書誌一覧: p545-563
内容説明・目次
内容説明
1925年、パリ。シュルレアリストたちの熱狂的なクレー賛美は、バウハウスの理知的な「フォルムの達人」としてのクレー像を隅に追いやり、その後のクレー批評に、神秘的で幻想的な言辞をちりばめさせることとなる…。「クレー=シュルレアリスト」像の起源と伝播の実態を緻密に描き出し、美術批評という言説が、いかに政治的、党派的装置となりうるかを浮き彫りにする、スリリングなクレー受容史研究の記念碑的大著。
目次
- 序章 シュルレアリストとしてのパウル・クレー
- 第1章 パウル・クレーとダダ
- 第2章 パウル・クレーとシュルレアリスム前史
- 第3章 パウル・クレーとパリ
- 第4章 「パウル・クレー=シュルレアリスト」像の完成
- 第5章 シュルレアリスムの彼方へ
- 補遺
「BOOKデータベース」 より