死せる湖
著者
書誌事項
死せる湖
(文春文庫, [せ-1-20])
文藝春秋, 2008.3
- タイトル読み
-
シセル ミズウミ
大学図書館所蔵 件 / 全7件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
巻号はブックジャケットによる
単行本は1967年7月、文藝春秋より刊行された
本書は1975年3月に刊行された文春文庫「死せる湖」の新装版
新装版化にあたり、新潮社版「瀬戸内寂聴全集」第10巻所収のテキストを底本とし、さらに加筆・修正が加えられた。村山由佳氏の解説は、この新装版のために新しく書き下ろされたもの。
内容説明・目次
内容説明
結婚五年目から夫は私を抱けなくなった。「あんたが泉だとすれば、ぼくはよどんだ水だ」—横溢する生命力を持て余し、心の昏い空洞を抱えて奔放な性を繰り返す萌子。病院に隔離されても、誇り高く汚辱に染まらぬ無垢な魂で、官能の先へと手を伸ばし続ける姿を鮮烈に描いた「瀬戸内晴美」時代の名作、待望の復刊。
「BOOKデータベース」 より