失われた日本古代皇帝の謎
著者
書誌事項
失われた日本古代皇帝の謎
(学研M文庫, さ-10-2)
学習研究社, 2008.3
- タイトル読み
-
ウシナワレタ ニホン コダイ コウテイ ノ ナゾ
大学図書館所蔵 件 / 全3件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
巻末年表:p296〜299 文献:巻末
内容説明・目次
内容説明
通説は語る、「日出る処の天子は聖徳太子である」と。だが、“彼”は本当に“大和朝廷”のリーダーだったのか?中国史書と日本史書、食い違う両書を綿密に解読すると—倭国と〓(たい)国、上宮法皇と厩戸王、太宰府と飛鳥、中大兄と天智…錯綜する二つの国家、二つの王統、そして「天皇」とは別に君臨した「皇帝」が浮かび上がってくる。「記紀」成立以前の古代日本列島の覇王をめぐる、ヤマト王権と九州王朝の対立と融合の全貌が今、初めて明かされる。
目次
- 序章 邪馬台国と倭国の謎—古代日本列島を統治した国王
- 第1章 「日出る処の天子」は和製皇帝だった—日本初の皇帝、九州に誕生
- 第2章 大委帝国皇帝、日本列島に君臨す—初代皇帝・タリシホコ帝
- 第3章 移植された聖徳太子の治世記—タリシホコ帝の摂政・厩戸王
- 第四章 「〓(たい)国」と「倭国」の黙示録—隋・唐の策謀、列島を暗躍
- 第5章 九州皇統の嫡流、上宮王家の滅亡—タリシホコ帝の太子・上宮山背大兄王
- 第6章 九州王朝の逆襲、倭国を制覆す—第2代皇帝・孝徳帝
- 第7章 上宮中大兄王、日本帝国皇帝に立つ—第3代皇帝・上宮中大兄帝(天智帝)
- 第8章 葛城王、日本国を建て天皇に就任—初代日本国天皇・天智天皇
- 終章 天武、日本国皇帝に登位、そして…—第4代皇帝・天武帝、第5代皇帝・高市帝
「BOOKデータベース」 より