咎なくて死す : いろは歌にこめられた遺書
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書誌事項
咎なくて死す : いろは歌にこめられた遺書
心交社, 2007.11
- タイトル読み
-
トガ ナクテ シス : イロハウタ ニ コメラレタ イショ
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注記
「いろは歌の謎」(三笠書房 1986年刊)の改題改訂
参考文献: p252-253
内容説明・目次
内容説明
「いろは歌」は、無実の罪に死んだ歴史上の人物の遺書だった。そこには「とがなくてしす」という恐ろしい暗号が仕組まれていた。これは、誰が、いつ、どんな目的でつくったものなのか。古代暗号学を独自の方法で追究し、ついに「いろは歌」と柿本人麻呂にまつわる謎のすべてを明らかにした。
目次
- 第1章 ただよう不気味な調べ—「いろは歌」は怨歌であった(第一の暗号文とは;「いろは歌」の成立をめぐって)
- 第2章 罪なくて死んだ歌人の正体—作者は大物万葉歌人である(歴史に登場する悲劇の歌人たち;「あめつち」の意図するもの;『金光明最勝王経』の秘密)
- 第3章 第二の暗号文の示唆するもの—暗号の伝達はある人物に託された(「色葉歌」と『万葉集』のつながり;「本乎津能己女」とは誰か)
- 第4章 『万葉集』成立の真相—人麻呂の形見としての『万葉集』(流刑人の奥山越え;『万葉集』の巧みな構成)
- 第5章 古代王朝にみる愛と死—権力闘争に敗れた者たちのロマン(津の里の女の愛;「あめつち」の秘密;「いろは歌」は四十八字だった;柿本人麻呂の残したもの;『万葉集』にある暗号)
「BOOKデータベース」 より