フリードリヒ崇高のアリア
著者
書誌事項
フリードリヒ崇高のアリア
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2008.3
- タイトル別名
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Caspar David Friedrich die Arie des Erhabenen
フリードリヒ : 崇高のアリア
- タイトル読み
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フリードリヒ スウコウ ノ アリア
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注記
雑誌『北の発言』 第13号 (2005年5・6月号)-第29号 (2008年1・2月号) の連載に加筆したもの
主要引用・参考文献: p204
内容説明・目次
内容説明
ドイツ・ロマン派を代表する画家、カスパール・ダーヴィト・フリードリヒ。その絵画に湛えられた深い崇高感覚に、シューベルトの音楽、中原中也、梶井基次郎、ランボー、チェーホフの文学、東山魁夷の絵画、そして哲人ニーチェの言葉を折りかさね、そこに谺する「崇高なもの」の響きを、現代社会への根源的問いとして聴き取る。
目次
- 海辺の修道士
- 崇高のアリア
- 芸術を愛する一修道僧
- すれちがった修道士
- 黒衣の僧
- 「他界」の秘めやかな筆触
- アルベール・ベガン『ロマン的魂と夢』
- 無限な空間の永遠の沈黙
- 闇の絵巻
- 鎌倉の「みだれ橋」
- 「釣柿や障子にくるふ夕日影」:修道士の昇天—或は修道士の溺死
- 痩せていくロマン主義者
- 北方の「月の光」
- 「月光浴」の風景画
- ただ憧れを知る者のみが
- われはさすらい人である
- フリードリヒ・ヴィルヘルム四世
- 無限の前に腕を振る
- 末期の眼
- ゴシックの大聖堂
「BOOKデータベース」 より