経験はいかにして表現へともたらされるのか : M・フリッシュの「順列の美学」

書誌事項

経験はいかにして表現へともたらされるのか : M・フリッシュの「順列の美学」

葉柳和則著

鳥影社・ロゴス企画, 2008.3

タイトル別名

経験はいかにして表現へともたらされるのか : Mフリッシュの順列の美学

タイトル読み

ケイケン ワ イカニシテ ヒョウゲン エト モタラサレルノカ : M フリッシュ ノ ジュンレツ ノ ビガク

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注記

博士論文 (大阪大学, 2007年) をもとにしたもの

参考文献: 巻末pxiv-xxx

内容説明・目次

内容説明

「私」とは何かを自らに問いかけた作家、マックス・フリッシュの作品と美学を文学的、かつ人文・社会科学的な視点から幅広く論ずる。

目次

  • 第1部 フリッシュ美学の理路(死への傾斜、あるいは期待の芸術—フリッシュの美学的萌芽;否定的媒介としての書くこと—『日記一九四六‐一九四九』における美学的考想;「順列の美学」—あるいは中期フリッシュの美学的転回;忘却という癒しに抗して—初期フリッシュと精神的国土防衛 ほか)
  • 第2部 実践としての語りと演戯(浮遊する一人称—『ビンあるいはペキンへの旅』における語りの一次元性;想い出と予感の通路—初期フリッシュにおける「可能的なもの」;イメージ・偶像・スケッチ的なもの—『シュティラー』におけるメディアと芸術;ほら吹きの論理—物語り行為から見たシュティラーの「手記」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA85554605
  • ISBN
    • 9784862651242
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    諏訪
  • ページ数/冊数
    420, xxxp
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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