日本近代文学の「終焉」とドストエフスキー : 「ドストエフスキー体験」という問題に触れて

書誌事項

日本近代文学の「終焉」とドストエフスキー : 「ドストエフスキー体験」という問題に触れて

福井勝也著

のべる出版企画 , コスモヒルズ (発売), 2008.2

タイトル別名

日本近代文学の終焉とドストエフスキー : ドストエフスキー体験という問題に触れて

タイトル読み

ニホン キンダイ ブンガク ノ シュウエン ト ドストエフスキー : ドストエフスキー タイケン ト イウ モンダイ ニ フレテ

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内容説明・目次

内容説明

ドストエフスキーは時代とともに、貌が変わる。その変化に正面から向き合い、鋭利なテーマを投げ続け、文学の変容と存在意義を問う著者の的確な批評。

目次

  • 第1章 日本近代文学の“終焉”とドストエフスキー(二葉亭四迷とドストエフスキー;二葉亭四迷と夏目漱石;横光利一の『純粋小説論』と小林秀雄の『私小説論』)
  • 第2章 「ドストエフスキー体験」という問題—“アポリア”としての小林秀雄をめぐって(『ドストエフスキーの生活』(39年)を読みなおす;森本敦生氏の『小林秀雄の論理—美と戦争』(02年)について;前田英樹氏の『小林秀雄』(98年)について ほか)
  • 第3章 「感想」—「書評」と「回想」(「書評」—「『悪霊』神になりたかった男」(05年・亀山郁夫著)について;「回想」—ドストエフスキー研究者—新谷敬三郎先生へのオマージュ)

「BOOKデータベース」 より

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