評伝大鳥圭介 : 威ありて、猛からず
著者
書誌事項
評伝大鳥圭介 : 威ありて、猛からず
鹿島出版会, 2008.4
- タイトル別名
-
Keisuke Ootori 1832-1911
大鳥圭介 : 評伝 : 威ありて、猛からず
評伝大鳥圭介 : 威ありて猛からず
- タイトル読み
-
ヒョウデン オオトリ ケイスケ : イ アリテ タケカラズ
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内容説明・目次
内容説明
「敗軍の将」旧幕臣・大鳥圭介は、近代日本の「工業教育の父」「高級外交官」として不死鳥のようによみがえった。これまで重視されなかった大鳥のテクノクラート(高級技術官僚)の側面にも光をあてた初の力作評伝。
目次
- 創造の夜明け—工部大学校開校
- 旅立ちの朝—医家か、儒家か、それとも…
- 激震の予兆—医学を捨て、兵学を取る
- 激浪の沖へ—兵学者から幕臣そして幕府歩兵奉行へ
- 紅蓮の炎、あがる—仏式軍隊訓練、鳥羽・伏見の戦、幕府崩壊
- 常在戦場・1—江戸脱出、総州・野州路を紅く染めて
- 常在戦場・2—野州での血戦、戦雲は暁の空に広がり
- 常在戦場・3—野州から会津へ、暗雲は北に流れて
- 常在戦場・4—会津から蝦夷地へ、暗雲は急を告げて
- 常在戦場・5—蝦夷地から牢獄へ、敗北の響きと怒り
- 〈敗軍の将〉の再生—“皆一場の夢なり”
- 〈敗軍の将〉太平洋を渡る—“一生に国是二つ”
- 工作を開く道しるべとならん“百工ヲ勧ム”
- 一身にて二世を経る—外交官、日清戦争、そして男爵
- 不死鳥は舞う—“よしもあしきも夢の一ふし”
「BOOKデータベース」 より