書誌事項

人事の日本史

遠山美都男, 関幸彦, 山本博文著

(新潮文庫, や-51-51)

新潮社, 2008.4

タイトル読み

ジンジ ノ ニホンシ

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内容説明・目次

内容説明

時代を変えるのが人であるならば、歴史を動かす原動力は「人事」だ。「抜擢」人事の嚆矢は聖徳太子で、源義経は「査定」の不公平に泣き、豊臣秀吉は「肩書」の力を天下掌握に大いに利用した。他に派閥、左遷、天下り等々、三人の歴史家が、人事の本質を歴史上の有名人や事件に求め、その悲喜劇を読み解く。現代に通じる人事の論理を考究し、人と組織のあり方を見つめるための一書。

目次

  • 古代編(「抜擢」の本邦第一号—聖徳太子・厩戸皇子;「人事制度」の一大革新—服務規程1・冠位十二階、憲法十七条 ほか)
  • 中世編(「負け組」ゆえの人気者—反乱者・平将門;「バランス」で到達した頂点の座—太政大臣・平清盛 ほか)
  • 戦国編(「実力主義」を育てた乱世—悪人・朝倉孝景;「情」を反映した家訓の意義—梟雄・北条早雲 ほか)
  • 近世編(「地位」を呼び込む謙譲の美徳—征夷大将軍・徳川家康;「トップ人事」は誰が決めるのか—傍流将軍・徳川綱吉 ほか)

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA85587138
  • ISBN
    • 9784101164434
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    390p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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