狂犬病再侵入 : 日本国内における感染と発症のシミュレーション
著者
書誌事項
狂犬病再侵入 : 日本国内における感染と発症のシミュレーション
地人書館, 2008.3
- タイトル別名
-
Rabies reemergence in Japan : concerned scenarios
- タイトル読み
-
キョウケンビョウ サイシンニュウ : ニホン コクナイ ニオケル カンセン ト ハッショウ ノ シミュレーション
大学図書館所蔵 件 / 全37件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
引用文献: p170-176
内容説明・目次
内容説明
2006年11月、海外でイヌに咬まれ、日本に帰国後狂犬病を発症し死亡する例が相次いだ。36年ぶりの国内患者発生に、狂犬病が決して過去の病ではないことを痛感した。現在日本には、狂犬病は存在しない。しかし、世界的には狂犬病は増加傾向にあり、年間5万5000人が死亡していると推定される。しかも、発症後の致死率は100%!今、この狂犬病が国内発生するのも時間の問題だと言ったら…?海外との往来の活発化、ペット目的など感染源となり得る動物の輸入増加や密輸、国内飼育犬のワクチン接種率の低下など、安全のバリアが破られる危険はいくらでもある。そう、狂犬病はまさにその隙を狙って侵入するのだ。本書では、まず狂犬病について概説したうえで、海外での実例を日本の現状に当てはめた10例の狂犬病発症のシミュレーションを提示する。そして、狂犬病という感染症に対する正しい知識の必要性、対策の再構築を訴える。
目次
- 第1章 狂犬病と人獣共通感染症
- 第2章 動物の狂犬病
- 第3章 ヒトの狂犬病
- 第4章 狂犬病ワクチンの開発
- 第5章 日本の狂犬病
- 第6章 海外の狂犬病事情
- 第7章 懸念される日本への再侵入とそのシミュレーション
- 第8章 狂犬病をリ・エマージさせない
「BOOKデータベース」 より