ロシア・ソビエト文学教育史研究

書誌事項

ロシア・ソビエト文学教育史研究

浜本純逸著

溪水社, 2008.3

タイトル別名

ロシアソビエト文学教育史研究

タイトル読み

ロシア・ソビエト ブンガク キョウイクシ ケンキュウ

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注記

学位論文「ロシア・ソビエトにおける文学教育の成立と発展に関する研究」 (広島大学, 1984年) を公刊したもの

参考文献: p331-332

内容説明・目次

内容説明

本書の目的は、1870年頃から1970年頃までのロシア・ソビエトにおける文学教育の教育課程への位置づけとその内容及び方法を歴史的に解明しようとするものである。とくに、1917年の社会主義革命と文学教育はどのような関わりにあるか、その関係を明らかにした。

目次

  • 序章 ロシア・ソビエトにおける文学教育の成立と発展に関する研究の課題と方法(課題意識;ソビエトにおける文学教育の内容と方法 ほか)
  • 第1章 革命前の文学教育(その1)—目標論とその試行(文学教育論の基盤としての文学論—ベリンスキーの文学論;文学教育の試行—ブスラエフによる国民意識涵養のための文学教育 ほか)
  • 第2章 革命前の文学教育(その2)—方法論とその展開(文学教育方法の探究(1)—スタユーニンによる対話法;文学教材の拡大—ヴォドヴォーゾフによる「読本」の作成と「課外読書の指導」 ほか)
  • 第3章 革命直後の文学教育(混乱期における旧課程の継承—否定されるものと継承されるもの;労働教育論と文学教育—ルナチャルスキーによる文学教育の構想 ほか)
  • 第4章 社会主義体制確立期の文学教育(文学科の確立;人間理解の文学教育—クループスカヤにおける教育課程観の形成と文学教育目標論 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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