性表現規制の限界 : 「わいせつ」概念とその規制根拠
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書誌事項
性表現規制の限界 : 「わいせつ」概念とその規制根拠
ミネルヴァ書房, 2008.3
- タイトル別名
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性表現規制の限界 : わいせつ概念とその規制根拠
- タイトル読み
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セイヒョウゲン キセイ ノ ゲンカイ : ワイセツ ガイネン ト ソノ キセイ コンキョ
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内容説明・目次
内容説明
本書では、わいせつ表現・性的有害表現・児童ポルノ表現という代表的な性表現規制類型について、日米の判例を中心とした比較法的検討を加える。具体的には以下の点を中心として検討。わいせつ概念をいかに把握すべきか。わいせつ表現を含む性表現規制の根拠を、多数派の性的選好であるシンプルな性モラルに求めるべきか、または功利主義をベースにおく危害に求めるべきか。正当な性表現規制の根拠から性表現をコントロールする理想の法モデルはどのように構築されるべきか。このような性表現規制の難題に対する解決への思考方法を示す。
目次
- 第1部 わいせつ概念:日米の比較法的検討(アメリカ合衆国におけるわいせつ概念1—わいせつ概念の形成と完成;アメリカ合衆国におけるわいせつ概念2—インターネット上の性表現に対する地域的規準の適用;日本におけるわいせつ概念)
- 第2部 性モラル規制と功利主義的危害規制(モラルアプローチ;功利主義的危害アプローチ)
- 第3部 アメリカ合衆国における判例の展開(性モラル規制の許容性—プライベートなソドミー行為規制の合憲性;功利主義的危害規制の許容性1—ゾーニング規制の合憲性;功利主義的危害規制の許容性2—商業施設における全面的性表現禁止規制の合憲性)
- 第4部 日本における判例の展開(わいせつ表現規制の限界;性的有害表現規制の限界)
- 第5部 補論:児童ポルノ規制の限界(アメリカ合衆国における児童ポルノ規制;日本における児童ポルノ規制)
- 性表現規制の展望
「BOOKデータベース」 より