怖くて飲めない! : 薬を売るために病気はつくられる

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書誌事項

怖くて飲めない! : 薬を売るために病気はつくられる

レイ・モイニハン, アラン・カッセルズ共著 ; 古川奈々子訳

(ヴィレッジブックス)

ヴィレッジブックス, 2008.1 , ソニー・マガジンズ(発売)

タイトル別名

Selling sickness

タイトル読み

コワクテ ノメナイ : クスリ オ ウル タメ ニ ビョウキ ワ ツクラレル

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注記

2006年10月に刊行された書籍の文庫化

内容説明・目次

内容説明

すべては巨大製薬会社の儲け主義!?健康な人も簡単にうつ病、更年期障害、高血圧、骨粗しょう症、ADDと診断され、薬が処方されてしまう。そんな恐ろしい仕組みが明らかとなった—副作用の隠ぺい、患者数の水増し、検査の奨励などあってはならないことが、実際に起こっていたのだ。薬を売るために、あの手この手で販売戦略を仕掛けていく構図。この驚愕の事実が、アメリカの医療の現場では実際に行われ、日本もその波に飲み込まれようとしている。何ら疑問を持たずに処方された薬を服用してしまう、我々への警告の書。

目次

  • プロローグ 病気という「商品」の売り込み方
  • 第1章 死の恐怖をあおって売り込む—高コレステロール
  • 第2章 患者数を多く見積もって売り込む—うつ病
  • 第3章 有名人を宣伝に使って売り込む—更年期障害
  • 第4章 患者団体と連携して売り込む—注意欠陥障害(ADD)
  • 第5章 「病気のリスク」を「病気」にすりかえて売り込む—高血圧
  • 第6章 自然現象に病名をつけて売り込む—月経前不機嫌性障害(PMDD)
  • 第7章 病名を意図的に変えて売り込む—社会不安障害
  • 第8章 検診を習慣づけて売り込む—骨粗しょう症
  • 第9章 政府機関を手なずけて売り込む—過敏性腸症候群
  • 第10章 個人差を「異常」と決めつけて売り込む—女性性機能障害
  • エピローグ 我々にできるのは「疑問をもつこと」

「BOOKデータベース」 より

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