悲恋の詩人ダウスン
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悲恋の詩人ダウスン
(集英社新書, 0445F)
集英社, 2008.5
- タイトル読み
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ヒレン ノ シジン ダウスン
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注記
参考文献: p213-221
アーネスト・ダウスンの肖像あり
内容説明・目次
内容説明
十九世紀末の英国、貧苦と悲恋と不治の病と酒に彩られた人生をおくり、まさに“不幸なる詩人”の典型だったアーネスト・ダウスン。破滅に向かうその生涯は、倦怠と絶望を歌った彼の詩と見事な諧調を奏でている。ある研究家は言う、「ダウスンは究極の詩人だった」と。映画で有名な『風と共に去りぬ』の原題は、ダウスンの詩からの引用であり、ノーベル文学賞を受けた二十世紀の詩人エリオットは、ダウスンの自らへの影響を認めたうえで、その「技術的な革新が過小評価されている」と指摘している。この詩人をこよなく愛する著者による本邦初の評伝。
目次
- 第1章 ダウスン伝説
- 第2章 伝記資料のダウスン
- 第3章 悲劇
- 第4章 酔いどれが行く
- 第5章 黄昏
- 第6章 ダウスンの作品
- 第7章 日本に於けるダウスンの紹介
「BOOKデータベース」 より