ヤクザの人生も変えた名僧の言葉

書誌事項

ヤクザの人生も変えた名僧の言葉

向谷匡史著

河出書房新社, 2008.1

タイトル読み

ヤクザ ノ ジンセイ モ カエタ メイソウ ノ コトバ

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

なぜ彼らは、親鸞、空海、蓮如など高僧の名句に触れることにより、自分の生き方に決着をつけられたのか?感動のエピソードと斬新な名句解釈、僧侶・作家という複眼的視点で心の在りようを綴る、渾身の書き下ろし37篇。

目次

  • 第1章 明日ありと思う心のあだ桜、夜半に嵐の吹かぬものかは(人生の不条理を無心で受け容れよ—喫茶去(趙州);ひとつを選び取るために、他を捨て去ることを恐れるな—選択とは、すなわちこれ取捨の義なり(法然) ほか)
  • 第2章 極楽に行かんと思う心こそ、地獄に落つる初めなりけり(自分が為すべきこを、他人にやらせてはいけない—他不是吾(道元);悟った者はさらに一歩を進め、悟りに磨きをかけよ—百尺竿頭に一歩を進む(『無門関』より) ほか)
  • 第3章 生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終わりに冥し(ありままに堂々と生きることこそ素晴らしい—独り大雄峰に坐す(百丈);自分の目と耳で確かめたものしか信じてはならない—冷暖は我自ら量る、奴の唇皮を信ぜず(寒山) ほか)
  • 第4章 炎は空にのぼり、水はくだりさまに流る(心の目を働かせ、自分の欠点を見極めよ—人の悪きことは、よくよく見ゆるなり、我が身の悪きことは覚えざるものなり(蓮如);罵りも怒りも相手に与えた分だけ自分に返る—人を罵れば罵りを得、怒りを施せば怒りを得(『法句経』より) ほか)
  • 第5章 朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり(高く評価されれば、批判弾圧されることも覚悟せよ—石は玉をふくむ故にくだかれ、鹿は皮・肉の故に殺され、魚はあじわいある故にとらる(日蓮);真実とは、言葉や文字で表すことはできない—不立文字、教外別伝(『無門関』より) ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA85870875
  • ISBN
    • 9784309018522
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    255p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ