銀むつクライシス : 「カネを生む魚」の乱獲と壊れゆく海

書誌事項

銀むつクライシス : 「カネを生む魚」の乱獲と壊れゆく海

G・ブルース・ネクト著 ; 杉浦茂樹訳

早川書房, 2008.4

タイトル別名

Hooked : pirates, poaching, and the perfect fish

銀むつクライシス : カネを生む魚の乱獲と壊れゆく海

タイトル読み

ギンムツ クライシス : カネ オ ウム ウオ ノ ランカク ト コワレユク ウミ

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内容説明・目次

内容説明

2003年8月、南極大陸にほど近いインド洋南西部のハード島近海で、オーストラリアの巡視船がマゼランアイナメ密漁船を発見した。逃げる密漁船と、それを追う巡視船。南氷洋を越え、南アフリカ沖大西洋まで約4000海里20日間、この一大追跡劇はいったいどこへ向かうのか。日本の食卓でも銀むつやメロの名前で知られるマゼランアイナメは、数十年前まではだれにも見向きもされず、南の海でひっそりと暮らしていた。それが、学術的に不正確でも魅力的な名前(「チリ・シーバス」)とともにアメリカ市場に持ち込まれ、様相は一変する。流行の食材になったこの魚は、絶滅が危惧されるほど乱獲で激減したのだ。だが、いったい何が、なぜ、そこまで追い込んだのか。飽くなき食への欲望がわれわれにもたらすものをスリルとサスペンスたっぷりに描きあげた、衝撃のノンフィクション。

目次

  • 南インド洋
  • バルパライソ(チリ)
  • 南インド洋
  • ロサンゼルス
  • 南インド洋
  • ロサンゼルス
  • 南極海
  • リベイラ(スペイン)
  • 南極海
  • ニューヨーク〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA8589009X
  • ISBN
    • 9784152089137
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    326p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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