中国文明農業と礼制の考古学

書誌事項

中国文明農業と礼制の考古学

岡村秀典著

(学術選書, 036 . 諸文明の起源||ショブンメイ ノ キゲン ; 6)

京都大学学術出版会, 2008.6

タイトル別名

中国文明 : 農業と礼制の考古学

タイトル読み

チュウゴク ブンメイ ノウギョウ ト レイセイ ノ コウコガク

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注記

中国古代文明への理解をさらに深めるための文献案内: p281-287

内容説明・目次

内容説明

古代の四大文明のなかで、近代までその骨格が持続したのは、唯一、中国文明であった。とりわけ、上部構造としての「礼制」は、中国文明に固有のものとして清末まで保持された。本書は、前三千年紀から前二千年紀にいたる文明の形成過程を、最新の考古資料を駆使して跡づける。その際、下部構造の「農業」や「生活」に焦点をあて、全体を包括する「社会」の変遷をたどろうとする。

目次

  • 第1章 中国文明とは何か(四〇〇〇年におよぶ中国文明;中国文明の空間動態)
  • 第2章 文明の胎動—紀元前三千年紀の龍山時代(農耕社会の成立;複雑化する社会;地域間交流の拡大)
  • 第3章 文明の誕生—紀元前二千年紀前半の二里頭文化(王朝の成立;中国的世界の形成)
  • 第4章 初期国家の成立—紀元前二千年紀後半の殷周時代(農業生産の発展;複雑化する王都の構造;地方支配の構造;王統と王陵の成立)
  • 第5章 文明・王朝・国家の形成(都市と農村の分化;祭儀国家の成立)

「BOOKデータベース」 より

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