書誌事項

「猛毒大国」中国を行く

鈴木譲仁著

(新潮新書, 267)

新潮社, 2008.6

タイトル別名

猛毒大国中国を行く

タイトル読み

モウドク タイコク チュウゴク オ ユク

内容説明・目次

内容説明

化学物質まみれの偽食品工場、劇薬すれすれの漢方薬、各地に点在する「癌村」…日本では考えられない杜撰な食の安全基準と環境汚染。「冷凍ギョーザ事件」は起こるべくして起きたのだ。十年以上にわたって現場に足を運び取材を続けてきた著者が、発がん性薬品で漂白する春雨、本物そっくりに作り上げる人造卵、冬瓜に合成着色料を入れて作られた月餅など、猛毒大国の驚くべき内情を徹底的に暴く—。

目次

  • 第1章 春雨村の怪(大栄村の白いすだれ;警戒する村人たちに接触 ほか)
  • 第2章 魑魅魍魎の食品汚染(「吊白塊は皆、使ってるよ」…;役所は「トカゲの尻尾切り」 ほか)
  • 第3章 想像を絶する癌村の実態(「死の海」と化した渤海、白洋淀;カドミウム、重金属成分入りの野菜 ほか)
  • 第4章 本当に効くのか—漢方薬の裏側(マルチ商法まがいの「蟻力神」;堪忍袋の緒が切れた被害者の声 ほか)
  • 第5章 中国を分断させる闇の力(発展途上国という戦略;歪な断裂構造 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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