昭和ひとけた時代 1926-1935
著者
書誌事項
昭和ひとけた時代 1926-1935
光人社, 2008.6
- タイトル別名
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昭和ひとけた時代 : 1926-1935
- タイトル読み
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ショウワ ヒトケタ ジダイ 1926-1935
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内容説明・目次
内容説明
街を流れるスウィングジャズ。歌謡曲の甘いメロディー。花ひらいた大衆文化のもと、コミュニズム、ファシズム、アメリカニズムと日本的秩序への愛着が交錯する驚きの時代史。漠たる不安におびえた芥川龍之介の死から二・二六事件前夜まで。世界恐慌や国際的孤立化をふかめていく世相のなかにも、生活を謳歌する庶民の暮らしぶりをたっぷりと含んで、政治、経済、社会、文化、風俗…興味津々のエピソードと事件の数々で綴る異色の昭和物語。
目次
- 第1章 なにはともあれ新時代が幕をあけた—昭和元年(一九二六)
- 第2章 芥川龍之介「ぼんやりとした不安」に死す—昭和二年(一九二七)
- 第3章 トッコウの名は人びとの畏怖の的となっていった—昭和三年(一九二八)
- 第4章 経済再建のために金解禁は避けられない—昭和四年(一九二九)
- 第5章 統帥権干犯は不敬罪です—昭和五年(一九三〇)
- 第6章 満蒙は日本の生命線のスローガン—昭和六年(一九三一)
- 第7章 問答無用。撃て、撃てっ!—昭和七年(一九三二)
- 第8章 四十二対一、松岡洋右退場す—昭和八年(一九三三)
- 第9章 挙国一致内閣もゆきなやんで—昭和九年(一九三四)
- 第10章 天皇と巡査も同じというのはけしからん—昭和十年(一九三五)
- エピローグ それはどんな時代だったのか—「あとがき」にかえて
「BOOKデータベース」 より