だまされることの責任
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だまされることの責任
(角川文庫, 15100)
角川書店 , 角川グループパブリッシング (発売), 2008.5
- タイトル読み
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ダマサレル コト ノ セキニン
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注記
2004年8月、高文研より刊行された単行本を再編集の上文庫化したもの
内容説明・目次
内容説明
批判力を棄てたマスコミ、官僚の無策、新自由主義という弱者切り捨て社会…。戦後60年経てもいまだに思考力を持たず、国家の冷酷な無責任体制に盲従する脆弱な現代日本人。「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」—映画監督・伊丹万作が敗戦の翌年すでに日本人の病理を見抜き発表した論文をもとに、権力に斬り込む論客2人が戦前からいまだに変わらぬ日本人の精神構造を鋭く検証する。
目次
- 1 “国民的英雄”中坊公平が果たした役割
- 2 “タカ派”と“宗教”の癒着が腐食させる民主主義
- 3 戦前から戦後へと連綿と続く「無責任体制」
- 4 「自己」を溶かす日本人
- 5 伊丹万作「戦争責任者の問題」と六〇年後の日本
- 6 普通の顔した右翼の時代
- 7 読売・渡邉恒雄の深き罪
「BOOKデータベース」 より