読み解き源氏物語
著者
書誌事項
読み解き源氏物語
(河出文庫)
河出書房新社, 2008.5
- タイトル別名
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近藤富枝と読む源氏物語 : 千年めの男ぎみと女ぎみ
源氏物語 : 読み解き
- タイトル読み
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ヨミトキ ゲンジ モノガタリ
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注記
「近藤富枝と読む源氏物語 : 千年めの男ぎみと女ぎみ」(オリジン社 1996年刊) の改題
内容説明・目次
内容説明
千年前には世界のどこにも、これほど完成された大河小説はなかった。『源氏物語』の大きな特徴は「美しいものこそすべて」であるという柱で貫かれている。会話の美しさ、華麗な装束、漂う香気…。「いい女は誰か」「恋文さまざま」「不倫の構図」など、光の当て方次第で多様にきらめき輝く物語をもっともっと面白く味わうための絶好の案内書。
目次
- 第1章 現代の窓から見る(いい女は誰か;王朝事件簿;夕顔の巻の謎を推理する;年上妻;皇女たち;光源氏の犯罪)
- 第2章 恋の手習い(恋文さまざま;初枕;くぜつ八景;不倫の構図;女の定年;幸人)
- 第3章 平安の世情(老いらくの道;女君の出産;香をつくる;源氏の映画演劇評判記;乳母子惟光)
- 第4章 貴人の秘めごと(女房たち;ベストドレッサーたち;むすぼほれつる夢の短さ;もののけ;脇役のいい男;父と子の物語)
- 第5章 うつろいの美(春秋の争い;女の長い黒い髪;唐猫の恋;男が泣く;浮舟)
「BOOKデータベース」 より