イタリア貴族養成講座 : 本物のセレブリティとは何か

書誌事項

イタリア貴族養成講座 : 本物のセレブリティとは何か

彌勒忠史著

(集英社新書, 0449D)

集英社, 2008.6

タイトル読み

イタリア キゾク ヨウセイ コウザ : ホンモノ ノ セレブリティ トワ ナニカ

注記

文献: p204-206

内容説明・目次

内容説明

本書でいう「イタリア貴族養成」とは、ルネサンス文化華やかなりし中世イタリアの宮廷文化と貴族たちの「おたのしみ」を知ることで、「あの方、育ちがいいわ」と周囲の人々を感嘆させる、ノーブルな人間を養成するという意味である。ひとつには、一五二八年にイタリアで出版されるや、ヨーロッパ中の貴族が競って読んだ『宮廷人』や『饗宴』描くところのセレブの生活を追う。さらに、声楽家ならではの著者の音楽鑑賞のウンチクが語られる。本物への道は遠い。されど、知るだけでも十分に人生は愉しい。

目次

  • 第1章 饗宴(準備編)—これで完璧、おもてなし(宮廷生活の華、バンケット;メッシスブーゴの『饗宴』 ほか)
  • 第2章 饗宴(食卓編)—喜び歌え、宴は踊る(ようこそ饗宴へ;日本の王子がやってきた!?天正遣欧少年使節団の来訪 ほか)
  • 第3章 ダンス—行儀作法は踊って学べ(ダンスは社交の基本なり;フェッラーラ宮廷に仕えたダンスのマエストロ ほか)
  • 第4章 音楽—これが貴族の必修科目(宮廷人は音楽家であれ;女性歌手グループ誕生前夜 ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示
詳細情報
ページトップへ