「異」の解釈学 : 熊野純彦批判

書誌事項

「異」の解釈学 : 熊野純彦批判

黒田寛一著

こぶし書房, 2008.6

タイトル別名

異の解釈学 : 熊野純彦批判

タイトル読み

イ ノ カイシャクガク : クマノ スミヒコ ヒハン

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内容説明・目次

内容説明

師廣松哲学の「体系の軋み」を見た熊野が若きヘーゲル哲学に寄港し彷徨い、ついには「父殺し」に辿り着いたことを鮮やかに描出。同時に、廣松哲学体系の破綻を浮き彫りにする黒田晩年の静謐なる論断。

目次

  • 1 若きヘーゲル哲学への寄港と彷徨(さびしき思索;侘しき解釈;寄る辺なき彷徨)
  • 2 哀別の一断面(「二人の廣松渉」への違和感;マルクス音痴;物象化論のドグマ化;「相待的依他起生性」の蒸発;解釈学的存在論へ;「体系の軋み」?)
  • 3 熊野純彦「父殺し」にや
  • 4 “異”の解釈学(“異”の乱学事始;“あはひ”への祈り;“他なるもの”の原理化)
  • 附録 世紀末世界の思想—田辺元『歴史的現実』解説

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA86284517
  • ISBN
    • 9784875592273
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    187p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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