トヨタ・イン・フィリピン : グローバル時代の国際連帯

書誌事項

トヨタ・イン・フィリピン : グローバル時代の国際連帯

遠野はるひ, 金子文夫著

社会評論社, 2008.6

タイトル別名

Toyota in the Philippines

トヨタインフィリピン : グローバル時代の国際連帯

タイトル読み

トヨタ・イン・フィリピン : グローバル ジダイ ノ コクサイ レンタイ

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注記

主要参考文献・ウェブサイト: p355-359

フィリピントヨタ闘争略年表: p360-361

内容説明・目次

内容説明

日本ではほとんど知られていないが、世界の労働界ではよく知られているフィリピントヨタ社の労働争議。労働権を侵害した世界最大級の自動車メーカーが、現地政府を脅して意のままにするという絵に描いたような構図が、争議を政治的なものにした。資本の自由か規制か。企業の利益か労働者の基本権か。支援の波は、多国籍企業を規制しようとする潮流にのって日本から世界へと広がる。

目次

  • 第1章 フィリピントヨタ社(フィリピントヨタ社の設立;フィリピントヨタの労働者たち;一九九二年のビクータン工場;カラバルソンの開発)
  • 第2章 若者たちは闘う(フィリピントヨタ労組の前史;新組合の結成;ストライキに突入;弾圧がはじまる)
  • 第3章 飛び散る火種(争議は日本へ;連帯は広がる;困難に挑戦しよう;希望が見えた)
  • 第4章 どちらの道を選ぶのか(多国籍企業の規制;二〇〇〇年代のトヨタ;アロヨ政権と日本)
  • 第5章 闘いは国境を越える(さらに強い絆で;新たな危機;承認選挙の実施;グローバルキャンペーン)

「BOOKデータベース」 より

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