1968 : 世界が揺れた年

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1968 : 世界が揺れた年

マーク・カーランスキー著 ; 来住道子訳

ヴィレッジブックス, 2008.4

  • 前編
  • 後編

タイトル別名

1968 the year that rocked the world

タイトル読み

1968 : セカイ ガ ユレタ トシ

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注記

監修: 越智道雄

内容説明・目次

巻冊次

前編 ISBN 9784863320154

内容説明

1968年。それはまさしく世界中の普通の人々が体制に反対する行動を起こした年だった。ベトナム反戦運動、公民権運動の高まり、パリの五月革命、プラハの春…。詩人は声をあげ、学生たちは通りにでて戦車の前に身を投げ出した。あの年、たしかに世界が揺れ動いた。人々は希望と混迷を同時に感じた。現代史の大きな転換点となった1968年。その1年間を、綿密な取材と資料により、ダイナミックに描き出す。アメリカを代表する知性が世に放つ、歴史ノンフィクションの傑作。

目次

  • 世界が揺れた年
  • 第1部 われらが不満の冬(うねりの幕開け;沈黙の一月;テレビが伝える惨劇;幸せなバラクックで起きたこと)
  • 第2部 プラハの春(彼らの戦術;ヒーローたち;ポーランドの至上命令;すべては詩のなかに;ナチスを背負った新祖国;ひげ面の革命;イーストビレッジのマザーファッカーズ)
巻冊次

後編 ISBN 9784863320161

内容説明

世界各国で民衆にとって激動の年であった1968年、ベトナムでは最悪の戦死者を出し、キング牧師もロバート・ケネディも暗殺され、プラハの春は踏みにじられた。英雄カストロと社会主義を選んだキューバ、メキシコシティの大虐殺…。そしてその一年を象徴的にしめくくるかのように、年の終わりにはアプロが月に到達する。手に石を持ち、バリケードを築いた学生たちは、そのとき何を見つめていたのだろうか。独自の視点で、世界のうねりを鋭くえぐり、臨場感あふれる筆致で1968年を再構築する構想十年、当時20歳だった著者の時代への熱い思いを感じされる渾身の一作。

目次

  • 第2部 プラハの春(承前)(ムッシュ、あなたは腐ってます;いるべき場所)
  • 第3部 オリンピックの夏(いるべきではない場所;復活劇の真実;ストックヤードの悪夢;プラハの悲哀;ひきつった微笑みはいらない;アステカの迷宮)
  • 第4部 アメリカ、選択の秋(ニクソンを選んだ人々;幕引きと希望)
  • 一九六八年、日本では…

「BOOKデータベース」 より

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