抵抗の同時代史 : 軍事化とネオリベラリズムに抗して
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抵抗の同時代史 : 軍事化とネオリベラリズムに抗して
人文書院, 2008.7
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テイコウ ノ ドウジダイシ : グンジカ ト ネオリベラリズム ニ コウシテ
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ブックガイド「戦後六〇年」を再審する: p250-264
Description and Table of Contents
Description
戦後日本の社会運動・市民運動は敗北の歴史であったかもしれない。しかし、そのさなかにも、強大な権力への様々な抵抗と、運動における人々の創造的つながりは確かに存在した。地球規模で亢進する軍事化とネオリベラリズムに抗うために、そして「もうひとつの社会」を構想するために、抵抗の記憶と痕跡をたどること。「国家の言うままにならぬという記憶」を分かちもつコミュニティの方へ…。著者初の同時代史論にして、注目の第二論集。
Table of Contents
- “戦後”そして歴史に向き合うことの意味は何か
- 1 軍事化に抗する戦後経験(軍事化・抵抗・ナショナリズム—砂川闘争五〇年から考える;世界大の戦争機械に抗して—基地闘争の変容と持続 ほか)
- 2 「加害」と「被害」の論理(靖国問題と「戦争被害者」の思想—Not in our names!;学徒兵体験の意味するもの—『きけわだつみのこえ』を読む ほか)
- 3 ネオリベラリズムの同時代史(「戦後」と「戦中」の間—自己史的九〇年代論;ポピュリズムの中の「市民」)
- 4 憲法と反戦平和—「戦後六〇年」の再審(「普通の国」史観と戦後—自由主義史観について;「普通の国」への抵抗 ほか)
- 希望の同時代史のために—人々の経験と「つながり」の力へのリテラシー
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