クマは眠れない : 人を襲う異常行動の謎が解けた!
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クマは眠れない : 人を襲う異常行動の謎が解けた!
東京新聞出版局, 2008.7
- タイトル読み
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クマ ワ ネムレナイ : ヒト オ オソウ イジョウ コウドウ ノ ナゾ ガ トケタ
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内容説明・目次
内容説明
ハンターらに囲まれた母子グマ。母グマは泣き叫ぶ小グマを守るように、そして最後の愛情を与えるかのように体をなめはじめた。そのとき銃弾が彼女の眉間を貫いた…。里山への出没が増えたツキノワグマ。駆除という殺処分をマニュアル化して推し進める行政。2006年の駆除数は、明らかにされただけでも4000頭以上にのぼる。「クマはゴミじゃない」。ツキノワグマ研究の第一人者が、クマの異常行動の謎を解き明かし、人間と野生動物の共生の道を訴える渾身の書き下ろし。
目次
- 第1章 クマよ、深く眠れ(不思議さに満ちたその越冬生理;忘れられぬ秋田のクマたち ほか)
- 第2章 暖風に抱かれて(荘厳なクマの死が、私を「戦う人生」に向かわせた;西中国のクマたちは「集落依存型」だった ほか)
- 第3章 地方分権でクマはゴミ扱いになった(クマを追い詰める鳥獣保護法改正の動き;二〇〇二年、絶滅への序章 ほか)
- 第4章 忍び寄る気象要因の影(なぜクマは人を襲うのか?;過去に例のない行動をとるクマたち ほか)
- 第5章 クマは三日後に眠る?(出没へ影響を与える気象現象とは?;高温、大雨はクマの出没に影響するか? ほか)
「BOOKデータベース」 より