書誌事項

対テロ金融戦争の虚妄

イブラヒム・ワルド著 ; 立木勝訳

三交社, 2008.7

タイトル別名

The price of fear : Al-Qaeda and the truth behind the financial war on terror

タイトル読み

タイ テロ キンユウ センソウ ノ キョモウ

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注記

原著 (2007) の全訳

内容説明・目次

内容説明

国際テロ資金ネットワークの中核に一撃を加えた!?9.11テロ攻撃以後、ブッシュ政権が実施した一連の金融取り締まりは、百害あって一利なしだった。資金源を絶ったはずのテロ活動が、いっこうに減らないどころか、ますます増えているのはなぜか。対麻薬戦争で使った手法を“利益のための犯罪”とは無縁な対政治テロに適用したことの根本的な失敗を詳細に例証する。

目次

  • 金融戦争の霧
  • 1 テロ資金供与という神話(ファンタジー、フィクション、そしてテロ資金供与)
  • 2 金融戦争の交戦規定(犯人のでっち上げ—金融領域の地勢;欠陥だらけのマネーロンダリング・テンプレート)
  • 3 物語と力学(金と対テロ戦争の物語;常連容疑者;金融戦争の力学)
  • 4 戦争とその影響(標的と二次被害;「ゲーティッド・ファイナンス」をはじめとする金融戦争の諸矛盾;イスラム教慈善組織の問題)
  • 5 評価と勧告(「破滅的成功」—金融戦争の評価;資金とテロ再考)
  • 最後の幸福な戦士たち

「BOOKデータベース」 より

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