「私はうつ」と言いたがる人たち
著者
書誌事項
「私はうつ」と言いたがる人たち
(PHP新書, 534)
PHP研究所, 2008.7
- タイトル別名
-
私はうつと言いたがる人たち
- タイトル読み
-
ワタクシ ワ ウツ ト イイタガル ヒト タチ
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内容説明・目次
内容説明
仕事を休んでリハビリがてらに海外旅行や転職活動に励む「うつ病セレブ」、その穴埋めで必死に働きつづけて心の病になった「うつ病難民」。格差はうつ病にもおよんでいる。安易に診断書が出され、腫れ物に触るかのように右往左往する会社に、同僚たちはシラケぎみ。はたして本人にとっても、この風潮は望ましいことなのか?新しいタイプのうつ病が広がるなか、ほんとうに苦しんでいる患者には理解や援助の手が行き渡らず、一方でうつ病と言えばなんでも許される社会。その不自然な構造と心理を読み解く。
目次
- 序章 一億総うつ病化の時代
- 第1章 うつ病セレブ
- 第2章 うつ病難民
- 第3章 「私はうつ」と言いたがる人の心理
- 第4章 うつ病をめぐる誤解
- 第5章 「自称うつ」と「うつ病」をどう見分けるか?
- 第6章 うつ病と言うとなんでも許される社会
- 終章 ほんとうにうつ病で苦しんでいる人のために
「BOOKデータベース」 より