日本人は世界一間抜けな美術品コレクター : Japan is the tomb of fine art
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日本人は世界一間抜けな美術品コレクター : Japan is the tomb of fine art
(Kobunsha paperbacks, 121)
光文社, 2008.6
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本当に価値あるものへの「投資」とは?
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ニホンジン ワ セカイイチ マヌケナ ビジュツヒン コレクター
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主な参考文献: p240-241
Description and Table of Contents
Description
東京・六本木に美術館が立て続けにオープンし、村上隆のフィギュア作品が16億円で落札されるなど、今、東京のアートシーンは大きく盛り上がっていると言われる。だが、それはごく限られた一部での話だ。実際は、世界的に美術品が高騰しているなかで、日本だけが取り残されている。アメリカやヨーロッパに限らずアジアでも、人気があるのは中国や韓国の美術作品ばかりなのだ。銀座にあった多くの画廊は有名ブランドに押され、次々に姿を消している。日本の美術界は、今、息も絶え絶えなのである。では、いったいどうしてそのような状況になってしまったのか?その答えは、日本人が「投資としての美術品」と「文化としての美術品」の区別がつかないからだ。きちんとした価値観がないから、世界から笑われる。このままでは、間違いなく日本が「アートの墓場」となるだろう。
Table of Contents
- 第1章 アートの墓場
- 第2章 テキトーに決められる美術品の価値
- 第3章 美術界にうごめく魑魅魍魎な人々
- 第4章 なにがコレクターの魅力なのか?
- 第5章 投資としての美術品
- 第6章 戦略としての美術品
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