小川未明集 : 幽霊船
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小川未明集 : 幽霊船
(ちくま文庫, [ふ-36-9] . 文豪怪談傑作選 / 東雅夫編||ブンゴウ カイダン ケッサクセン)
筑摩書房, 2008.8
- タイトル読み
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オガワ ミメイ シュウ : ユウレイブネ
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注記
文庫の巻号はブックジャケットによる
初出一覧: p370
本書は, ちくま文庫のためのオリジナル編集
底本: 小川未明小説全集, 小川未明童話全集 (いずれも講談社), 小川未明作品集 (大日本雄辯會講談社), ただし「稚子ヶ淵」「森の妖精」は「愁人」(隆文館), 「幽霊船」「迷い路」は「緑髪」(隆文館), 「赤い蝋燭と人魚」「黒い人と赤い橇」「金の輪」は「日本児童文学大系5」(ほるぷ出版) が底本
収録内容
- 過ぎた春の記憶
- 百合の花
- 稚児ヶ淵
- 嵐の夜
- 越後の冬
- 迷い路
- 不思議な鳥
- 黄色い晩
- 櫛
- 抜髪
- 老婆
- 点
- 凍える女
- 蠟人形
- 赤い蠟燭と人魚
- 黒い旗物語
- 黒い人と赤い橇
- 金の輪
- 白い門のある家
- 薔薇と巫女
- 幽霊船
- 暗い空
- 捕われ人
- 森の暗き夜
- 扉
- 悪魔
- 森の妖姫
- 僧
- 日没の幻影
- 北の冬
- 面影
- 夜の喜び
- 貸間を探したとき
内容説明・目次
内容説明
「赤い蝋燭と人魚」をはじめとする童話作家としての令名に隠れて、不当に埋没を余儀なくされた小川未明の怪奇幻想小説を集大成。百合に化身する子供や死をもたらす旅僧、廃屋に棲まう巫女…メーテルリンクや小泉八雲、心霊主義や象徴派芸術の影響を色濃く湛えつつ、仄暗い北国の風土に培われた妖美な幻想と幽玄な怪異の世界は、現代の読者を震撼させるに違いない。全集未収録作品も多数収録。
「BOOKデータベース」 より