Bibliographic Information

芥川龍之介 : 長篇小説

小島政二郎 [著]

(講談社文芸文庫, [こR1])

講談社, 2008.8

Other Title

長編小説 : 芥川龍之介

Title Transcription

アクタガワ リュウノスケ : チョウヘン ショウセツ

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Note

『長篇小説芥川龍之介』 (読売新聞社刊, 1977.11) を底本としたもの

年譜・著書目録 武藤康史作成: p279-300

Description and Table of Contents

Description

若き日に師事した芥川龍之介の姿を活写した、著者晩年の作。芥川文学の、漢文脈による洗練された修辞をはじめとした教養主義は、「私」を語ることのできない「物語作家」に彼をおしとどめ、「小説家」へと転身をはかろうとした試みの不可能性を悲劇を読み解く。芥川の作品の持つ窮屈さは、養子・龍之介の養家への気兼ねの表われだとも喝破する。身近に接した芥川を、老成した小説家の眼で捉えた快作。

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Details

  • NCID
    BA86780803
  • ISBN
    • 9784062900225
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    300p
  • Size
    16cm
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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