書誌事項

初心者のための「文学」

大塚英志 [著]

(角川文庫, 15230)

角川書店 , 角川グループパブリッシング (発売), 2008.7

タイトル別名

初心者のための文学

タイトル読み

ショシンシャ ノ タメ ノ ブンガク

大学図書館所蔵 件 / 16

注記

2006年6月刊行の単行本を加筆・修正し、文庫化したもの

内容説明・目次

内容説明

「三島や太宰が戦争を“わくわくした時代”として描いたのは何故なのか?」「『箱男』は、“ひきこもり小説”であり、『伽〓(や)子のために』は“萌え小説”である」「やはり、大江は読んでおいたほうがいい」—など、筆者ならではの視点で、戦後の代表的な文学のほんとうの読み方を説く十一の講義。村上春樹『海辺のカフカ』の新しい読み方を案内する書き下ろしを収録。「文学」を正しく読むための、唯一無二の「文学」の取扱い説明本。

目次

  • 「私」と書き始めれば「私」が現れる「文学」をまず疑う—扱う作品/三島由紀夫『仮面の告白』
  • 戦争という「わくわく」した現実と「私」であることの関係—扱う作品/太宰治『女生徒』
  • 「文学」とは「私」でない誰かのために「私」がなしうることではないのか—扱う作品/井伏鱒二『黒い雨』
  • 「日常がいや」という「生きづらさ」は何故、始まったか—扱う作品/島尾敏雄『出発は遂に訪れず』
  • 「私」の外側で「私」を見つめるのは誰か—扱う作品/大岡昇平『野火』
  • 「萌え」と「血筋」と近代文学の関係—扱う作品/李恢成『伽〓(や)子のために』
  • 「箱男」を疑いつつ「箱男」であること—扱う作品/安部公房『箱男』
  • 「空気」を読む「文学」は転向する—扱う作品/中野重治『村の家』
  • 「文学」は「空想の地図」であってはいけない—扱う作品/中上健次『十九歳の地図』
  • 孤立し、ただ一人、闇の奥へ—扱う作品/大江健三郎『芽むしり仔撃ち』〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ