大本営発表という権力
著者
書誌事項
大本営発表という権力
(講談社文庫, [ほ-10-14])
講談社, 2008.8
- タイトル別名
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大本営発表は生きている
- タイトル読み
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ダイホンエイ ハッピョウ ト イウ ケンリョク
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注記
「大本営発表は生きている」(光文社新書 2004年刊) の改題・改訂
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
大本営発表は、あの時代、単なる戦況報告ではなく権力そのものであった。意図的な情報のみを一方的に押しつけられ、「事実」は国民に隠されたのだ。関係者の証言をはじめ、発表回数や発表場面、発表の表現等の当時の資料を解析することにより、何が見えたのか!大本営発表の登場から消滅までを解説する。
目次
- 第1章 大本営発表の開始(第一回目の衝撃;諦め、熱狂、無関心 ほか)
- 第2章 大本営発表という組織(曖昧な組織;二つの報道部 ほか)
- 第3章 大本営発表の思想(悩める知識人;東條がつくった国民囲い込みの「外壁」 ほか)
- 第4章 大本営発表の最期(「大本営発表」から「大本営及帝国政府発表」へ;シビリアンコントロールの「産みの母」 ほか)
- 第5章 大本営発表からの教訓(大本営発表の歪みからみる日本軍の特質;アッツ島玉砕にみる日本軍の欠陥 ほか)
「BOOKデータベース」 より