オペラの快楽
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オペラの快楽
(宝島社文庫)
宝島社, 2008.8
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オペラ ノ カイラク
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784796665735
内容説明
オペラとは何か?どういうオペラがあるのか?そして、オペラはどのように歌い演じられてきたのか?また、聴き手はオペラをどう受けとめてきたのか?本書は以上の問いにまとめてこたえた、壮大な試みだ。初心者にとってはまたとない入門書であり、オペラ愛好者にとっても「通」になるための格好の案内書である。単行本刊行後15年以上の歳月を経て、ついに上下巻の文庫版で登場。
目次
- 第1部 どこからでもオペラ(オペラはオペラ;オペラはアリア;アリアのイタリア)
- 第2部 オペラが待っている(最高のドラマ—ヴェルディ;カンティレーナとコロラトゥーラ—ベッリーニとドニゼッティ;最高のグルメ—ロッシーニ;真実の瞬間—モーツァルトその一;封印された宝—ヘンデル;歌劇の創出とアリアの錬金術—モンテヴェルディから始まる;王は楽しみパリは論争を—フランス・オペラその一、グルック;より民衆的に、より倫理的に—モーツァルトその二、ドイツ・オペラ(ワーグナー以前))
- 巻冊次
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下 ISBN 9784796665759
内容説明
本書は年季の入ったオペラ好きによって書かれた、四百字詰め原稿用紙千枚に及ぶ力作の下巻だ。叙述の流れはそれ自体オペラのように変幻して読者の心をわしづかみ、ひっぱってゆく。読者は、オペラというものが、どれほど人類の原始に通じ、知的な遺産、芸術的な遺産を取り込んできたか、そしてそれを観客に対してどれほど惜しげもなくふるまってきたか、目の当たりにするだろう。
目次
- 9 さらに壮大に、さらに華やかに—フランス・オペラその二
- 10 並みはずれた綜合—ワーグナー
- 11 辺境からの想像力—ロシア・東ヨーロッパのオペラ
- 12 市民的な悦び—フランス・オペラその三
- 13 歌に生き愛に生き—ヴェルディ以後のイタリア・オペラ、ヴェリズモとプッチーニ
- 14 銀の薔薇—リヒャルト・シュトラウスとワーグナー以後のドイツ・オペラ、付・ウィーンのオペレッタ
- 15 カオスと孤立—ヤナーチェク、ブリテン、その後の二十世紀のオペラ
「BOOKデータベース」 より