故郷に降る雨の声
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故郷に降る雨の声
(C・novels fantasia, . バンダル・アード=ケナード||バンダル アード ケナード)
中央公論新社, 2008
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故郷に降る雨の声 : バンダル・アード=ケナード
- タイトル読み
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コキョウ ニ フル アメ ノ コエ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784125010366
内容説明
黒い軍服は、エンレイズの傭兵である証だった。戦いが始まって間もなく、彼らはどこからともなく現れ、金で雇われて正規軍にはこなせぬ困難な戦場を渡り歩く。時には大きな声では言えぬ汚れ仕事もこなす。数あるエンレイズの傭兵隊の中でも、バンダル・アード=ケナードはその能力の高さで名声を得ていた。しかし彼らとて、失敗することもあれば、不運に見舞われることもある。今がまさにそのときだ。四日前、彼らは雇い主を失っていた。追い詰められた隊長シャリースを呼び出した老人は、何も告げずただ大金を彼の前に差し出した—これは新たな危機の前兆なのか?陽気で不屈、有能で逞しい傭兵たちと白狼が挑む敵はどこにいる?人気シリーズ上下巻で登場。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784125010465
内容説明
「急ぎの仕事で、おまえたちを追ってきた」ラブラムの鋭い視線が、息を詰めて成り行きを見守るバンダル・アード=ケナードの上を走った。顎で自分の傍らを指した。「話がある、シャリース」うなずいて、シャリースは相手の隣に立った。二つの傭兵隊のちょうど真ん中で、その隊長たちは声を低めた。「何だかさっきから、ろくでもねえ予感がしてるんだが」シャリースが皮肉に唇を歪めてみせる。「こんなところで、俺たち以外のバンダルなんかに会うとはな」はからずも敵地ガルヴォで護衛の任につくはめになったバンダル・アード=ケナードと、彼らを追うバンダル・ドーレン。さらにガルヴォ軍までが…!人気シリーズ、下巻登場。
「BOOKデータベース」 より