夜明けの家
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夜明けの家
(講談社文芸文庫, [ふA6])
講談社, 2008.9
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ヨアケ ノ イエ
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Note
古井由吉の肖像あり
年譜: p304-323
著者目録(田中夏美作成): p324-327
『夜明けの家』(講談社, 1998.4)を底本としたもの
Contents of Works
- 祈りのように
- クレーンクレーン
- 島の日
- 火男
- 不軽
- 山の日
- 草原
- 百鬼
- ホトトギス
- 通夜坂
- 夜明けの家
- 死者のように
Description and Table of Contents
Description
「老耄が人の自然なら、長年の死者が日々に生者となってもどるのも、老耄の自然ではないか。」—主人公の「私」が、未明の池の端での老人との出会いの記憶に、病、戦争、夢、近親者の死への想いを絡ませ、生死の境が緩む夜明けの幻想を語った表題作をはじめ、「祈りのように」「島の日」「不軽」「山の日」など「老い」を自覚した人間の脆さや哀しみと、深まる生への執着を「日常」の中に見据えた連作短篇集。
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